格闘技と武道との違いと護身

・格闘技とスポーツ

 ルールがある。ルールの中で勝敗を競う。

・武道

 ルールが無い。

 生き残れば勝ち。死ななければ勝ち。

 負けて死ねば次はない。

 だから安易に勝負をしない。

・スポーツ化した武道

 安全に鍛錬の結果を確認するために、試合をすることは大切。

 しかし、勝敗に固執して試合に勝つことを追い求めるとスポーツになる。

 例えば伝統派空手フルコンタクト空手も、それぞれのルールに特化した結果、本来の空手からは異なって進化を遂げている。

 

・護身として考えた場合

 どのような武道でも普段の練習ではルールのない路上を想定した訓練が大切。

普段着で、靴で、地面はアスファルトで、素手で、目付き金的、髪を掴む、服を掴みありで、凶器もあるかもしれない。

 有事には即110番をし、スマホ等で録音録画、逃げることを最優先に。

 逃げることができない場合に腹を括って命を懸ける。